・担子菌類。キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属。 ・座生で無柄。傘は円盤状~椀状など。巾は1~8cm、高さは1~2cm内外。子実層面は暗褐色で平滑、その裏面は白色の細毛が密生する。 ・肉はゼラチン質。 ・発生は春から秋にかけてが多いが、気温と湿度が整うと冬にも発生する。 ・分布は東南アジアから北海道。南北アメリカなど。南方系とされる。 ・広葉樹の枯木、枯枝に発生。枯死部に発生する。
・担子胞子は、腎臓形~ソーセージ形で、8~20×5~10μm。 ・異型担子菌類に分類される。担子器は円筒形で4つに区分された区画から、それぞれ小柄が伸び、その先に胞子を生じる。 ・食用とされ、炒めものなどに利用される。 ・人工栽培されており、原木栽培や菌床栽培が行われている。