・担子菌類。ヒダナシタケ目サルノコシカケ科オオスルメタケ属。 ・子実体は一年生で、発生初期はこぶ状で、成長すると座生で無柄。5月くらいから発生する。巾は5~20cm、厚みは0.5~3cm内外。傘表面は黄色から褐色~黒色となり、周辺部は淡色。不明瞭な環紋。 ・管孔は円形。灰白色。6~7個/mm。 ・分布は日本全国。 ・広葉樹と一部の針葉樹(イチョウ)に発生する。サクラやケヤキ、ニセアカシア、ユリノキなどに被害が出やすい。 ・地際部や根に傷ついた傷口から侵入する。
・2菌糸型。原菌糸は無色で、かすがい連結がある。 ・担子胞子は5~7μm×4.5~5.5μm。一端が尖る広楕円形で無色。 ・厚壁胞子は傘肉や腐朽材に多数形成され、球形~広楕円形。