・担子菌類。タマチョレイタケ目タマチョレイタケ科カワラタケ属。 ・座生で無柄。傘は半円形~団扇形など。巾は1~5cm、厚さは1~2mm内外。傘の色は灰色、藍色、褐色などを帯び、明らかな環紋がある。 ・肉は革質。 ・子実体は一年生。発生は通年。 ・分布は全世界。 ・広葉樹、針葉樹の枯木、枯枝に発生。枯死部に発生する。
・最も普通に見られるキノコ。 ・子実層は管孔で細かい。管孔は円形で、3~5個/mm。 ・担子胞子は、無色でやや細長い円筒形。5~8×1.5~2.5μm。 ・制癌剤「クレスチン」が得られている。 ・強力な木材腐朽菌であり、JIS木材耐久性試験の標準株に指定される。