<植木の病害虫>
ケヤキフシアブラムシ
Paracolopha morrisoni
2010年5月2日 静岡県
症状
ケヤキの葉に6~8mmくらいのコブ(虫えい)ができる。春は緑色だが、夏以降は褐変する。多発すると、美観を損ない、樹勢も衰えることがある。
病原菌と発生条件
新葉を吸汁することが刺激となり、虫こぶを形成する。アブラムシの仲間。樹皮上で卵が越冬し、4月に孵化する。繁殖は虫こぶ内で行なうが、5月下旬以降はササ類の根系に移住し、秋に再びケヤキに戻ってくる。
防除法
4月の孵化直後に薬剤散布を行なう。
備考
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