・担子菌類。ヒダナシタケ目マンネンタケ科。 ・子実体は多年生で、チョコレート色の傘肉。座生で無柄。巾は10~20cm、厚みは2~4cm内外。 年々成長を続けて幅50cmを超えることもある。 ・傘表面は無毛、環溝があり、黄土色から茶色。大量の胞子を出し、傘にココアパウダー状に降り積もることも多い。 ・管孔は円形。4~5個/mm。 ・分布は日本全国。 ・広葉樹に発生する。街路樹など植栽された樹木に多い。
・3菌糸型。骨格菌糸と結合菌糸は琥珀色。原菌糸は無色で、かすがい連結がある。 ・担子胞子は8~15μm×5~7.5μm。一端がかけた卵形で琥珀色。二重壁。 ・近年、暖地で発生しているものは別種とされ、「オオミノコフキタケ」と同定されている。