マサキうどんこ病

マサキうどんこ病
2025年5月11日 横浜市中区
病徴 マサキ


マサキうどんこ病
2025年5月12日
病徴拡大 マサキ

病原菌

Erysiphe euonymicola U. Braun/異名:Oidium euonymi-japonicae

症状

・マサキ、ツルマサキに発生する。
・4~6月と秋に、葉に白粉を吹きつけたような円形の斑紋が特徴。被害がひどい場合は、全体に広がり、美観を損ね、本種が敬遠される一因となるが、異常落葉や枝枯れが生じることはない。
・病原菌は不完全菌類。春から初夏にかけて、病斑部で多数の分生子を生じて、白粉状に見える。夏場は活動を休止するが、秋に活性化する。被膜状の菌叢で越冬する。

病原菌 形態

・分生子柄は円筒形。分生子は長楕円ないしやや円柱形、平滑。
マサキうどんこ病
2025年5月12 横浜市中区
分生子柄と分生子 マサキ


マサキうどんこ病
2025年5月12日 横浜市中区
発芽した分生子 マサキ

対処

・発生率が高い病気。被害が発生すると、年々蔓延していくため、初期の対策が重要である。
・風通しをよくする。
・冬季の石灰硫黄合剤、発病期のトップジンM水和剤などの殺菌剤を散布する。

備考

・寄生菌の Ampelomyces属菌が発生することもあり、灰色に汚れて見える。

参考文献

・花木・鑑賞緑化樹木の病害虫診断図鑑,法政大学植物医科学センター,大誠社,2020
・日本植物病害大事典,岸國平編,全国農村教育協会,1998 ほか

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