サカキ白藻病(しろもびょう)

サカキ白藻病
2025年3月30日 神奈川県小田原市
病徴 サカキ


サカキ白藻病
2025年3月30日 神奈川県小田原市
病徴 サカキ

病原菌

Cephaleuros japonicus Y.Suto & S.Ohtani

症状

・緑藻植物門スミレモ科ケファレウロス属
・サカキに発生する。
・主に葉表に生じる。葉上の藻体はほぼ円形、糸状体が房になって放射状に拡大する。罹病部周囲は紅褐色に変色する。
・春~夏に、配偶子のう群が藻体表面に粒状に隆起する。また,遊走子のう柄が立ち上がり、先端に微細な粒状,橙色の遊走子のうが房状に形成される。
・古くなると、中心部が脱落するか白色化し,周囲に新藻体が生じて輪状になる。
・藻体は角皮下に侵入して,表皮と柵状組織の細胞が褐変して壊死する。

病原菌 形態

・配偶子と遊走子は頭部に2本のべん毛をもち、水中で活発に遊泳して伝染する。
サカキ白藻病
2025年3月30日 神奈川県小田原市
病徴 サカキ

対処

・病葉を除去処分

備考

・白藻病藻はCephaleuros virescens Kunzeとされてきたが,近年サカキに寄生するものは別種とされている。

参考文献

・花木・鑑賞緑化樹木の病害虫診断図鑑,法政大学植物医科学センター,大誠社,2020
・日本植物病害大事典,岸國平編,全国農村教育協会,1998 ほか

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