ツバキ菌核病(花腐れ病)

ツバキ菌核病
2024年2月10日 横浜市緑区
病徴 子実体 カンツバキ

病原菌

Ciborinia camelliae(シボリニア・カメリアエ)

症状

・病原菌はツバキキンカクチャワンタケ(キンカクキン科ニセキンカクキン属)
・ツバキ、カンツバキに発生する。
・花弁にのみ感染し、褐変して早期落花を起こす。 罹病落花内に菌核を形成して越年し、ツバキの開花時期に合わせて杯状、後にはほとんど平らなキノコ(子のう盤)を形成し、子のう胞子を飛散させて感染源とする。

病原菌 形態

・子実層面はくすんだ飴色。大きさはほとんどが径10-20mmくらい。子嚢は円筒形、先端は肥厚し、頂孔はアミロイド。8胞子性。子のう胞子は8.0––14.9 × 3.7–6.6μm、卵形、無色で平滑。
ツバキ菌核病
2024年2月10日 横浜市緑区
子嚢 メルツァー染色 カンツバキ


ツバキ菌核病
2024年2月10日 横浜市緑区
子嚢胞子 カンツバキ

対処

・落花を集めて処分する。

備考

参考文献

・花木・鑑賞緑化樹木の病害虫診断図鑑,法政大学植物医科学センター,大誠社,2020
・日本植物病害大事典,岸國平編,全国農村教育協会,1998 ほか

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