<植木の木材腐朽菌>

ウズラタケ

Perenniporia ochroieuca
ウズラタケ発生状況
2011年11月2日 東京都港区
寄主はソメイヨシノ。


ウズラタケ傘表
2011年11月2日 東京都港区
傘表


ウズラタケ傘裏
2011年11月2日 東京都港区
傘裏

症状

・枝、幹心材腐朽。
・白色腐朽。

病原菌と発生条件

・担子菌類。ヒダナシタケ目サルノコシカケ科ウスキアナタケ属。
・子実体はほとんどが一年生。
・座生で無柄。傘は半円形。巾は1~4cm、厚みは1~2cm内外。傘表面は黄白色~クリーム色となり、不明瞭な環紋がある。
・肉はコルク質。
・管孔は円形。3~4個/mm。
・分布は本州以南。
・広葉樹。サクラやウメなどバラ科樹木に被害が出やすい。枯死部に発生することが多い。

 

防除法

 

 

 

備考

・担子胞子は、一方が欠けた楕円形で、12~15×6×10μm。

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