<きのこ図鑑>

カミウロコタケ 紙鱗茸

Phlebiopsis crassa

カミウロコタケ
2022年12月11日 横浜市緑区 新治市民の森

カミウロコタケ
2022年12月11日 横浜市緑区 新治市民の森

 

分類

マクカワタケ科カミウロコタケ属

生態

・発生時期は、夏~秋。
・発生場所は、広葉樹の枯木、落枝などに発生。
・分布は、日本、中国、台湾、北アメリカ、オーストラリア。

形態(肉眼的)

・子実体は初め背着生で、成長すると半背着生。不定形、厚さ1~3㎜。
・傘上面は淡黄褐色~褐色、短毛が密生し、環紋がある。子実層面は初め淡紫色、後に淡灰褐色になり、平滑、乾くとひび割れる。
・子実層面は帯褐紫色で周辺は淡い。質感はフェルト状~紙粘土状。

形態(顕微鏡的)

備考

スミレウロコタケやアイコウヤクタケなど、似るが、少し厚みがあり木から剥がしやすい点で区別する。

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