<きのこ図鑑>

カンゾウタケ 肝臓茸

Fistulina hepatica Schaeff.:Fr.

カンゾウタケ
2022年5月1日 福岡県北九州市


カンゾウタケ笠裏
2022年5月1日 福岡県北九州市
発生状況

分類

ボタンタケ科トリコデルマ属

生態

・発生時期は、梅雨期、秋。
・発生場所は、スダジイ、マテバシイなど。
・分布は、日本、北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア。
・褐色腐朽菌。
・傘裏はスポンジ状の管孔が密生し、この内面に胞子を形成。管孔はちくわ状に一本ずつ分離。

 

形態(肉眼的)

・子実体は赤色~赤紫色で、形状は舌状から扇型、径10~20cm。肉の色は霜降り肉のような縞模様。

カンゾウタケ
2022年10月19日 傘裏 管孔面

カンゾウタケ
2022年10月19日 管孔断面

 

カンゾウタケ
2022年10月19日 胞子

 

形態(顕微鏡的)

 

 

 

備考

生食も可能。バターで炒め物にする。(酸味がある。個人的感想では美味しくない。)

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