<きのこ図鑑>

ナラタケモドキ 楢茸擬

Armillaria tabescens

ナラタケモドキ
2020年7月10日 横浜市青葉区
寄主はソメイヨシノ


ナラタケモドキ
2020年7月10日 横浜市青葉区
寄主はソメイヨシノ


分類

ハラタケ目キシメジ科ナラタケ属

生態

・発生時期は、夏~初秋。
・発生場所は、広葉樹の枯木、生木など。
・分布は、日本、ヨーロッパ、北米。
・根株心材腐朽。白色腐朽。
・食用とされるが、過食は避けたい。

形態(肉眼的)

・ナラタケに似るが、つばがない。傘は丸山形~漏斗形、径4~9㎝で橙褐色から茶褐色、表面は繊維状で、中心部に暗色の細鱗片が密集する。縁に向かって、放射状に条線がある。ヒダは柄に垂生~直生し、色は白色~褐色。成熟するとじょじょに赤褐色のシミができる。柄は傘表と同色で根元は暗色を帯びる。長さ5~8cm。
・罹病木は根元の樹皮下に、菌糸膜を形成していることがある。
・根状菌糸束はナラタケではしばしば見られるが、本種ではほとんど認められない。


ナラタケモドキ
2025年9月22日 横浜市緑区
ひだ断面

ナラタケモドキ
2025年9月22日 横浜市緑区
担子胞子

形態(顕微鏡的)

・担子胞子は広楕円形。平滑、6-8×5-6μm。

 

 

備考

特にサクラの病原菌として注目されている。

きのこindexページへ戻る
HOMEへもどる