<きのこ図鑑>

オオワライタケ 大笑茸

Phlebiopsis crassa


オオワライタケ
2010年11月3日 つくばキノコ展

 

分類

フウセンタケ科チャツムタケ属

生態

・発生時期は、夏~秋。
・発生場所は、ミズナラ、シイなどの広葉樹やまれに針葉樹の生木や枯木の根株に束生。毒キノコ。
・分布は、世界的。

形態(肉眼的)

・大きな株状となって発生する、黄褐色~褐色の大型(傘直径が5~15cm)のキノコ。傘中央部の色は濃くなる。幼時は饅頭型で、成長すると平らになる。
・ツバをもち,傘や柄の表面はあらい繊維状。
・ヒダは明るい鉄さび色で柄に直生。
・肉は淡黄褐色で噛むと強い苦味がある。

形態(顕微鏡的)

・胞子は7.5-9.0×4.5-6.0μm。表面は網目状で楕円形。

備考

神経系の毒で、食べると幻覚、意識障害などが起こるとされる。

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