アラカシ 粗樫 |
Quercus glabra |
ごつごつした樫の木 |
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全景 | 花 | 葉 |
![]() 2005年8月 千葉県佐倉市 歴史民俗博物館くらしの植物苑 |
![]() 兵庫県淡路市 明石海峡公園 |
![]() 横浜市旭区 |
実 | 樹皮 | |
![]() 横浜市旭区 |
![]() 東京都調布市 |
分 類 | 高木 | 区 分 | 常緑広葉樹 |
科属 | ブナ科コナラ属 | ||
別名と外国名 | 別名 :マルバガシ、ナラバガシ、クロガシ/英名:Blue Japanese oak | ||
自生地(原産地) | 宮城石川以西、四国、九州、沖縄、済州島、中国、台湾、東南アジア、ヒマラヤ | ||
樹 高 | 10~20m | ||
開花期と結実期 | 花:4~5月/実:11~12月 | ||
特 性 | 日照は陽地~半陰地/生長はやや早い/耐潮性は強い/耐煙性はやや強い/萌芽力あり/移植困難 | ||
植栽域 | 東北中部~九州 | ||
美 性 | カシの仲間のうちではやや粗雑で勇壮さを感じさせる。葉はシラカシやウラジロガシに比べ多少幅が広く、先端の半分に粗い鋸歯がある。関西以西では庭園樹として多用される。単独の木としては存在感に欠けるきらいもあり、地の高木として植えられることが多い。ドングリの木。 | ||
用 途 | 公園樹、庭園樹、生垣 | ||
管 理 | ・ほとんど手入れは必要ない。 ・病虫害が少なく、管理は容易。 ・病害:すす病、うどんこ病、紫かび病、ビロード病、褐斑病、白斑病など ・虫害:カイガラムシ類、アブラムシ類、カシフシダニなど |
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類似種と品種 | 類似種 シラカシ、ウラジロガシなどのカシの仲間 | ||
文 化 | ・和名由来は、枝葉のゴツゴツした感じから。 ・材は堅く、器具、櫓材、薪炭材に用いる。 ・四国の一部ではどんぐりを煮て、カシ豆腐とする。 |
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メ モ | ・庭木の「棒ガシ」とは、植え付け時に枝葉をほとんど取り払った本種の株立物を指すことが多い。 ・耐風性や防火性に優れる。 ・幼木は陰地に耐えるが、成木では日当りと湿気を求められる。 |
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事例写真 | ・遠目にも花のように目立つサーモンピンクの新芽(東京都千代田区北の丸公園。2006/5) ・高垣(京都府京都市東山慈照寺(銀閣寺)) ・生垣(横浜市港南区。日野中央公園。2015/5/22) |
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備 考 |
参考文献 |
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