ドウダンツツジ 満点星躑躅

Enkianthus perulatus C. K. Schn.

暮らしに季節感を取り戻す落葉ツツジ indexへもどる
全景

2010年4月18日 東京都立川市
昭和記念公園

2005年4月9日
東京都世田谷区

2005年5月
東京都調布市
紅葉 樹皮

2003年11月
神奈川県川崎市
準備中
分 類
低木
区 分
落葉広葉樹
科属 ツツジ科ドウダンツツジ属
別名と外国名 別名:カメコツツジ、トウダイツツジ
自生地(原産地) 静岡、愛知、岐阜、紀伊半島、高知、徳島、鹿児島各県/山地(蛇紋岩地に多い)
樹 高 1~4m
開花期と結実期 花:4月
特 性 日照は陽地/生長はやや遅い/耐煙性は普通/耐潮性は弱い/耐乾性は弱い/病虫害に強い/萌芽力あり
植栽域 北海道南部~九州
美 性 四季おりおりの変化が楽しめる落葉低木。葉は小さめで枝先に集まってつき、特に新葉の時期は浅い緑色で清涼な印象をもつ。秋の美しい紅葉と、春先のスズランに似た小さい白花も楽しめる。樹形を整えやすく、狭い場所での植栽にも向く。
用 途 公園樹、庭園樹、生垣
管 理 ・自然樹形では、立形で3~4mに達する。刈込によって、玉状にしたり高さを抑えることで樹形を整える。
・花を楽しむ場合、秋の剪定は花芽を落とすため、控えるようにする。
・玉物など、刈り込んで整った樹形にしたい場合は、5~6月頃(強め)と落葉期(とび抜き程度)の年2回、刈込を行うとよい。

・病害:胴枯れ病
・虫害:アブラムシ類、カイガラムシ類など
・病虫害は少ない。
類似種と品種 類似種 サラサドウダン、ベニドウダン、シロドウダン
文 化

・自生が疑問視された時期があったが、1914年四国で自生地が発見され、その後各地で見つかった。
・花言葉:「節制」「上品」「私の思いを受けて」など

メ モ

・季節感のある生垣としての利用がある。
・本来の自生種は、やや葉が大ぶりなヒロハドウダンツツジとされ、栽培種は小葉の選抜種とされている。

事例写真

大株の根元(東京都文京区六義園)
秋の列植(東京都立川市昭和記念公園。2010/11/18)
玉物の圃場(埼玉県。2009/11)
生産圃場(埼玉県。2009/11)
植桝に植栽(横浜市港北区。2009/4/22)


冬芽(東京都調布市神代植物公園。2011/2/15)

備 考  
参考文献
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