エノキ 榎

Celtis sinensis

堂々とした大木になる一里塚の木 indexへもどる
全景

2005年9月 滋賀県彦根市
彦根城

2005年4月16日
埼玉県川口市

2005年5月
東京都世田谷区
樹皮

2002年9月
東京都墨田区
向島百花園

2005年5月
東京都世田谷区
分 類
高木
区 分
落葉広葉樹
科属 ニレ科エノキ属
別名と外国名 別名:エ/中国名:朴樹
自生地(原産地) 本州、四国、九州、沖縄、中国中部
樹 高 10~20m
開花期と結実期 花:4~5月/実:9~11月
特 性 日照は陽地~中庸/耐潮性は強い/耐暑性は強い/生長は早い/移植はやや容易/萌芽力あり/根張りが著しい
植栽域 本州~九州
美 性 ケヤキに似るが、樹高より枝張の方が大きくなる横張り性のある大木に生長し、力強い重厚感が魅力。ケヤキの優美さに対し、エノキは重厚さに特徴がある。寒冷で空気の澄んだところではエノキの秋の黄葉も深味があって美しく観賞価値が高い。寿命も長い強健種で、土地を選ばず病虫害も少ない。
用 途 庭園木、公園樹
管 理 ・枯枝、衰弱木の除去。剪定は8月下旬~10月に行う。
類似種と品種 類似種 ケヤキムクノキなど
文 化 ・名の由来は、器具の柄に利用されるから「柄の木」との説などがある。
・一里塚の木として有名。慶長9年(1604)、徳川秀忠が街道整備に際し植えさせたという。
・村境の道祖神などにも植えられた。
・江戸の王子稲荷のエノキには、大晦日に狐が集まり、農民はこの野火によって豊凶を占ったという。
・「縁の木」に通じることから縁切りまたは縁結びの木として知られる。
・国蝶のオオムラサキやゴマダラチョウの食草である。
・ヒヨドリやキジバトなどの野鳥が実を好んで食べる。また、ヤドリギがよく寄生する。
メ モ ・枝が太く折れにくく、水平に近い角度で伸びるため、子供の木登り用に適する。
・樹冠が広がるので緑陰樹にも好適。また、樹形はそろいにくいので規則的な街路樹には不向きだが、不規則性を生かす植栽を考えたい。
事例写真 黄葉(2005/11/27 東京都調布市神代植物公園)
植栽木(2005/11/3 埼玉県戸田市彩湖道満グリーンパーク)
・巨樹名木:「赤羽根大師のエノキ」(徳島県つるぎ町)
備 考  
参考文献

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