ハマナス 浜茄子

Rosa rugosa Thunb.

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全景

2006年5月 千葉県印西市

2006年5月3日
千葉県印西市

2005年7月
茨城県つくば市
果実 樹皮

2006年7月
静岡県伊豆市

2008年5月
青森県弘前市
分 類
低木
区 分
落葉広葉樹
科属 バラ科バラ属
別名と外国名 別名:ハマナシ、ジャパンローズ/英名:Rugosa rose、Japanese rose、Ramanas rose
自生地(原産地) 鳥取県以北の日本海側と茨城県以北の太平洋側。朝鮮半島、中国北部/海岸の砂地
樹 高 1~2m
開花期と結実期 花:6~8月/実:8~9月
特 性 日照は陽地/乾燥に耐える/耐寒性は強い/耐潮性は強い/耐暑性はやや弱い/生長は早い
植栽域 日本全土
美 性

株立状。枝には細いトゲが密生し、全体に短毛が多い。初夏、枝先に紅紫色で大輪の花を咲かせる。花には強い芳香があり、香料の原料になるほど。果実は扁球形、8月頃紅熟し光沢があり、生食できる。

用 途 庭園樹、公園樹
管 理 ・剪定は冬季に古い枝を切って、枝の更新を図る。

・病害:黒星病、うどん粉病など。
・虫害:ハダニ類、アブラムシ類、カミキリムシ類など。
類似種と品種 シロバナハマナス
文 化

・名の由来は、果実が甘酸っぱく、梨にたとえたことから。
・オランダ人シーボルトにより1779年に日本からヨーロッパに渡った。
・果実はローズヒップとしてジャムなどに、花は香水(ハマナス油)の原料などに利用される。
・皇太子徳仁親王妃雅子さまのお印の花とされている。
・バラの品種改良に貢献し、この系統は「ハイブリッド・ルゴサ系統」と呼ばれる。
・北海道の道花。

メ モ

・地下茎を伸ばして増えていく。
・花は一日花。花径6~8cm内外で中輪、四季咲き性。シュラブ樹形。トゲが多い。
・自生地では激減しており、新たに植栽されているのは園芸種が多い。

備 考  
参考文献
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