イチジク 無花果

Ficus carica L.

不老長寿の実がなる木 indexへもどる
全景

2005年8月28日
千葉県佐倉市
くらしの植物苑
準備中 2009年9月27日
鳥取県西伯郡南部町
とっとり花回廊
樹皮
2009年9月27日
鳥取県西伯郡南部町
とっとり花回廊
2009年9月27日
鳥取県西伯郡南部町
とっとり花回廊
分 類 高木 区 分 落葉広葉樹
科属 クワ科イチジク属
別名と外国名 別名:トウガキ(唐柿)、ナンバンガキ(南蛮柿) /英名:Fig tree/中国名:無花果
自生地(原産地) アラビア半島
樹 高 2~5m
開花期と結実期 花:-/実:6~7月(夏果品種)、9~10月(秋果品種)
特 性 陽地/耐寒性はやや弱い/耐乾性はやや弱い/生長は早い
植栽域 関東以西(耐寒性の品種は北海道南部から)
美 性 古くから親しまれてきた果樹であり、食用になるなど身近にあると楽しめる樹木。葉は大形で掌状に切れ込みが入る。やや過湿には弱いが、基本的には強健な樹木である。樹高はそれほど大きくならないが、枝は広げるので、それなりのスペースに植えるとよい。
用 途 庭園木、公園樹、鉢植え
管 理 ・過湿を避けて、水はけのよい土壌にする。
・弱アルカリ~中性土を好む。
・カミキリムシ害に注意。
類似種と品種  果樹の栽培品種として多数。
文 化 ・世界で最も古い栽培歴をもつ果樹であり、紀元前2000年ころから地中海沿岸で栽培されていた。
・日本に渡来したのは1630年。
・「聖書」の中で、アダムとイブが食べた禁断の果実がイチジクだとする説がある。裸だった2人がイチジクの葉を身につけたという件があるため。
・日本ではイチジクは忌み木でもあり、敷地に植えると「病人が出る」「子供ができない」などの伝承がある。一方、欧米では多くの実をつけることから、「豊穣の木」として知られている。
・果実として生食するほか、ジャムなどにも加工される。薬用としても利用される。
メ モ ・雌雄異株だが、栽培されるのはほとんど雌木。
・単為結実する性質がある。
・繁殖は挿木。
事例写真  
備 考  
参考文献

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