カラマツ 唐松・落葉松

Larix kaempferi

秋の雨にたとえられる黄色の落葉 indexへもどる
全景

2005年8月千葉県佐倉市
歴史民俗博物館くらしの植物苑
準備中
2005年8月
千葉県佐倉市
樹皮

2005年7月
岐阜県恵那市

2005年8月
千葉県佐倉市
分 類 高木 区 分 落葉針葉樹
科属 マツ科カラマツ属
別名と外国名 別名 ラクヨウショウ、フジマツ/英名 Japanese larch
自生地(原産地) 宮城県蔵王山~石川県白山/日本固有/山火事跡など先駆種として優先。まれに極相林。
樹 高 20m
開花期と結実期 花:4~6月
特 性 日照は極陽樹/生長は速い/移植困難/耐煙性は弱い/耐潮性はやや弱い/萌芽力あり/耐風性は弱い
植栽域 中部山岳地帯~北海道
美 性 日本の針葉樹で唯一の落葉樹。春の新緑と秋の黄葉は明るい雰囲気を持ち、佇まいも美しい。林立すると円錐形の樹形になるが、独立木の樹冠はかなりのボリューム感が出る。高原やエキソチックな情景を造るのには効果的な選択である。生長が早く、刈込に耐えるので大きさの維持も可能。
用 途 庭園樹、生垣
管 理  
類似種と品種 類似種:グイマツ
文 化

・1950年代には大面積にわたって本種の植林が行なわれた。
・材は炭鉱の土留めや建築足場材として利用されたが、現在の需要は低調になり、放置林が増えている。
・カラマツ林に多く発生するキノコがあり、キノコ狩りの場として利用される。
・北原白秋や宮沢賢治もカラマツ林の風情に魅せられ、詩歌を残している。
・花言葉:「豪放」「傍若無人」

メ モ ・落葉は分解しにくく、本種の林床には他の植物はなかなか生えない。
・風によって樹形を乱しやすく、森林限界付近では低木状になり、天狗の庭と呼ばれることもある。
事例写真 黄葉(福島県 2006/10)
防風林(北海道清水町 2012/9/16)
芽出し期の全景(長野県軽井沢町 2013/5/4)
備 考  
参考文献

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