キキョウ 桔梗

Platycodon grandiflorum

和の風情を醸す秋の七草 indexへもどる
全景

2005年7月9日 東京都調布市
神代植物公園

2005年8月
千葉県木更津市
準備中
樹皮
準備中

準備中
分 類
草本
区 分 落葉宿根草
科属 キキョウ科キキョウ属
別名と外国名 別名:オカトトキ、アリノヒフキ/英名:Japanese Bellflower、 balloon flower /中国名:桔梗
自生地(原産地) 北海道~九州/日当りのよい草地
樹 高 50~100cm
開花期と結実期 花:6月下旬~9月
特 性 陽地~半陰地/耐寒性は強い/耐暑性は強い/耐潮性は普通/耐煙性は普通
植栽域 北海道南部~九州
美 性 秋を代表とする花として古来より親しまれてきた草花だが、最盛期は6~8月。開花直前のつぼみは風船のように膨らんだ姿を思わせる。花径は4~5cmで草花としては大きめの花はよく目立つ。
用 途 花壇、地被、鉢植え、ワイルドフラワー
管 理 ・強健種。放植ができる。
・夏の開花後、切り戻しを行なうと、秋に再び開花する。
・冬期は地上部を根元から取り除く。
類似種と品種 品種は豊富。花色では、紫花のほかに白と桃色があり、花型にも様々なタイプがある。
文 化 ・根と若芽は食用とされるが、アク抜きが必要。
・漢方では、根を乾燥させたものを気管支炎や扁桃炎などに処方される。
・「万葉集」にある山上憶良の歌「萩の花尾花葛花(中略)また藤袴朝がほの花」と読まれる「朝がほ」がキキョウだとされる説があり、これが文献上最古の記録。
・朝鮮では「トラジ」と呼び、「アリラン」と共に二大民謡とされる。
・キキョウをモチーフとした家紋「桔梗」「花桔梗」などがある。
・「秋の七草」のひとつ。
メ モ ・種子を播いても、宿根する。
・自生種は絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定。
備 考  
参考文献

PAGE TOPへもどる
indexへもどる
HOMEへもどる