コノテガシワ 児手柏

Platycladus orientalis

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全景

2022年5月2日
長崎県平戸市

2022年4月3日
埼玉県川口市

2022年12月22日
横浜市保土ヶ谷区

2014年10月19日
群馬県前橋市

2014年10月19日
群馬県前橋市
分 類 高木 区 分 常緑針葉樹
科属 ヒノキ科コノテガシワ属
別名と外国名 別名:フタオモテ/英名:Chinese arborvitae,Chinese thuja/中国名:側柏
自生地(原産地) 韓国、中国北部
樹 高 5〜10m
開花期と結実期 花:3〜4月/実:10〜11月
特 性 陽地/耐寒性は強い/耐暑性は強い/移植はやや困難/耐潮性は普通/成長は早い/萌芽力強い。
植栽域 東北~沖縄
美 性 枝が平面的に密に出て、ほぼ直立する。樹形は球形~長楕円形でこんもりとする、コニファーの代表種。
用 途 庭木、公園樹、生垣
管 理 ・植付は活着するまで、水切れに注意する。
・自然樹形でも長楕円形にまとまるが、スペースに合わせてコンパクトになるように剪定する。また、枝が密生すると、内部が枯れるため、枝を透かす。
・植付適期:11~3月、梅雨期
・剪定適期:3月

・虫害:ミノガ、スギドクガ、コガネムシなど
類似種と品種 園芸品種:‘エレガンティシマ’‘‘千手’‘コレンスゴールド’‘オーレア・ナナ’‘センパオーレア’(黄金コノテガシワ)‘ローズダリス’など。
文 化 ・日本へは江戸時代元文年間(1736~41年)に渡来。
・中国では寺院や墓地に植栽。
・中国の陜西省に樹齢5000年といわれる巨樹「世界のコノテガシワの父」があり、特に有名。
メ モ

・繁殖は挿木(やや困難。)
・雌雄同株、雌雄異花。

事例写真 生垣(横浜市保土ヶ谷区。2022/12/18)
枝先の未熟果(長崎県平戸市。2022/5/2)

・名木:祥応寺のコノテガシワ(東京都国分寺市)
・名木:宝寿院のコノテガシワ(山梨県市川三郷町)
備 考  
参考文献

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