キャラボク

Taxus cuspidata var.nana Rehd.

日陰でも緻密な刈込ができる下木 indexへもどる
全景

2006年7月東京都新宿区
新宿御苑

2008年3月
東京都青梅市

2005年7月
茨城県つくば市
樹皮

2006年11月
東京都江東区
木場公園
準備中
分 類 低木 区 分 常緑針葉樹
科属 イチイ科イチイ属
別名と外国名 別名:ハイキャラボク、キャラ、ダイセンキャラボク
自生地(原産地) 秋田県乳頭山~鳥取県大仙(日本海側)
樹 高 1~3m
開花期と結実期 花:3~5月/実:9~10月
特 性 陰樹、陽地に耐える/乾燥に強い/成長極めて遅い/萌芽力は強い/根は浅根性/移植やや困難/病虫害に普通/耐煙性は普通/耐潮性は強い/萌芽力あり/雌雄異株
植栽域 北海道南部~九州
美 性 葉は枝に螺旋状になって四方につく。幹は直立せず斜上し、密に枝を出すのでこんもりとした樹形となる。日本海側の高地に自生するため雪にも強く、都市でもよく育ち利用される。
用 途 公園樹、庭園樹、生垣、トピアリー
管 理 カイガラムシ、ハダニ、すす病の害がある。
類似種と品種 キャラボクはイチイの変種/園芸品種:キンメキャラボク
文 化

・名の由来は材がキャラに似た香りをもつことから。
・種子は有毒だが、紅色の仮種皮は甘く食べられる。
「ダイセンキャラボク」は国指定特別天然記念物指定。
・鳥取県の県木。

メ モ  
事例写真 生垣(2006/5神奈川県相模原市県立相模原公園)
グランドカバー(2005/7茨城県つくば市筑波実験植物園)
備 考 ・種子の発芽は2年目になる。
・イチイに似るが、葉が輪生きみにつくことが異なる。
参考文献

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