ミズナラ 水楢

Quercus crispula

温帯林の王者の風格 indexへもどる
 
全景

2012年9月16日 北海道上川郡清水町
十勝千年の森
準備中
2005年7月 茨城県つくば市
樹皮

2007年8月
東京都調布市

2007年8月
東京都調布市
分 類
高木
区 分
落葉広葉樹
科属 ブナ科コナラ属
別名と外国名

別名:オオナラ

自生地(原産地) 北海道~九州、サハリン南部、南千島、朝鮮半島
樹 高 20~30m
開花期と結実期 花:5~6月/実:10~11月
特 性 日照は陽樹/萌芽力あり/移植困難/雌雄同株
植栽域 北海道~本州
美 性 ブナと共に日本の温帯の代表的樹木。大型の葉と太い枝ぶりから、壮大な印象がある。老樹では貫禄のある風格を持つ。大木の風格を活かせるような空間の植栽に適している。ドングリの木。寒地向きの木。造園利用の樹種というより、自然林として価値が高い。
用 途 庭園樹、公園樹
管 理 ・萌芽力があるが、雄大な樹形に仕立てる剪定が望ましい。
・肥沃で適湿な土壌で、広いスペースが必要。

・病害:ナラ・カシ類萎凋病(ナラ枯れ病)など
類似種と品種 類似種:コナラ
文 化 ・名の由来は、材に水分を多く含み、容易には燃えないことから。
・木目が美しく、高級家具材として利用される。かつてはジャパニーズオーク材としてヨーロッパに輸出されていた。薪炭材としても用いられる。
・シイタケ栽培のほだ木などに利用。
メ モ ・繁殖は実生による。
事例写真

紅葉(神奈川県横浜市こども植物園。2007/12/4)
自生木(福島県天栄村羽鳥湖。2006年10月)

備 考  
参考文献
PAGE TOPへもどる
indexへもどる
HOMEへもどる