ムクゲ 木槿

Hibiscus syriacus L.

夏の青空が似合う大輪の花木 indexへもどる
全景

2005年7月 東京都調布市
一重咲き種‘リトル・トミー’

2005年7月
東京都調布市
一重咲き種‘七彩’

2005年7月
東京都調布市
樹皮

2005年10月
東京都世田谷区

2006年9月
神奈川県川崎市
分 類
高木
区 分
落葉広葉樹
科属 アオイ科フヨウ属
別名と外国名 別名:ハチス、モクゲ/英名:rose-mallow、rose of sharon/中国名:木槿/韓国名:無窮花
自生地(原産地) 中国大陸
樹 高 2~5m
開花期と結実期 花:7~9月/実:10月
特 性 日照は陽地/耐潮性は普通/耐煙性は強い/耐寒性は強い/生長は極めて早い/移植は容易/萌芽力あり/雌雄同株
植栽域 北海道南部~九州
美 性 幹が直立して分枝し、立性の樹形になる。葉は卵形もしくは菱形状で、三つに浅裂し、葉縁に粗い鋸歯がある。花期は長く、夏から秋の初めにかけて、径5~10cmのよく目立つ花をつける。
用 途 庭園木、公園樹、生垣
管 理 ・アブラムシ、ハマキムシの害に注意する。
・萌芽力があり、強く刈りこみこともでき、枝抜きして中の枝にまで日が当たるようにすると、生育はよい。
類似種と品種

類似種:フヨウ/園芸品種:一重咲き群:‘宗旦’‘大徳寺白’‘日の丸’など/半八重咲き群:‘光花笠’‘赤祇園守’など/八重咲き群:‘紫玉’など

文 化

・漢方で、乾燥させた花を「木槿花」と呼び、胃腸カタル、下痢止めに。また、樹皮は水虫に利用される。
・渡来は平安時代以前とされる。
・ツバキに次ぎ、茶花としてよく使われる。
・韓国の国花。ただし、自生はない。

メ モ ・花期は長いが、一つの花自体は一日花で、朝開き夜にしぼむ。
・繁殖は挿木、株分。
備 考  
参考文献

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