ネズミモチ 鼠黐

Ligustrum japonicum

見つめれば可愛い悪環境に耐える自生種 indexへもどる
全景

2005年6月
東京都世田谷区

2005年6月1日
東京都世田谷区

2007年1月
東京都世田谷区
樹皮

2004年12月
東京都世田谷区

2007年1月
東京都世田谷区
分 類 高木 区 分 常緑広葉樹
科属 モクセイ科イボタノキ属
別名と外国名 別名:タマツバキ、テラツバキ、ネズモチ、ネズミモチノキ
自生地(原産地) 関東地方以西~沖縄、朝鮮半島、中国、台湾、暖地の山地
樹 高 5~6m
開花期と結実期 花:6月/実:10~12月に紫黒色に熟す
特 性 耐陰性あり/適潤地がよい/比較的土質を選ばない/成長は早い/萌芽力は強い /根は太根性/移植容易/病虫害に強い/煙害に強い/潮風に強い/耐火性あり
植栽域 本州中南部~沖縄
美 性 非常に丈夫な木で、道路沿いのホコリを被るところ、煤煙、潮風、悪性ガスに対しても抵抗力がある。 高速道路の分離帯や工場緑化に多用される。もそもそとした樹形で、葉も厚く濃い色をしているため、少しやぼったい感じもするが、 花つきの良い白花や紫黒色の実、白い幹と濃緑の葉のコントラストなど、見どころもある。 特に独立して樹幹を作っているものに花が咲いた様は、目を引くものがある。
用 途 公園樹、生垣、庭園樹
管 理 ・すす病に罹りやすいので枝透かしをする。
類似種と品種 品種:'ハワーディー'/変種:フクロモチ
類似種:トウネズミモチ、オオバイボタ
文 化 ・和名由来は実が鼠の糞に似て、葉がモチノキに似ているため。
・薬用ではトウネズミモチの代用になるらしい。
メ モ ・葉は厚くて光沢がある。揉むと甘い香りがする。
・関東地方に自生するものは、逸出して野生化した可能性がある。
事例写真  
備 考 ・繁殖は挿木、実生。
参考文献

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