ニオイシュロラン(コルディリネ) 匂棕櫚蘭

Cordyline australis

南国ムードのエキゾチックプランツ indexへもどる
全景

2020年10月31日 茨城県つくば市
つくば植物園園

2005年5月14日
東京都文京区
小石川植物園

2019年9月29日
茨城県つくば市
つくば植物園
樹皮
準備中


2019年9月29日
茨城県つくば市
つくば植物園
分 類
特殊
区 分 常緑高木(特殊樹木)
分 類 キジカクシ科コルディリネ(センネンボク)属
別名と外国名

別名:コルジリネ・オーストラリス、ドラセナ(誤用)/英名:Cabbage tree, Cabbage palm

自生地(原産地) ニュージーランド固有種
樹 高 3~6m(原産地では最大20mに達する)
開花期と結実期 花:5月/実:10月
特 性 陽地~半陰地/耐乾性はやや強い/耐寒性はやや弱い/耐暑性は強い
植栽域 関東南部地方以西の温暖地
美 性 独特な樹形で、遠目からでも目立つ常緑高木。南国風やプロバンス風を演出する樹木として利用される。春から初夏にかけ、葉の間から甘い芳香のある総状花序の花を咲かせる。
用 途 庭園樹、公園樹、寄植え
管 理

・枝が込み合うことも少なく、剪定は枯葉を切り取る程度。4~5月の適期では幹を切っても、その切口脇から芽吹く。
・下葉から枯れていき、枯葉は付け根から切り取る。
・植付は、4~6月中旬あるいは9~10月。
・水はけの悪い場所、深植えは避ける。

・虫害:カイガラムシ類など。

類似種と品種 類似種:コルディリネ・フルティコサ(C. fruticosa)、コルディリネ・ストリクター(C. stricta)、ドラセナ(Dracaena spp.)など/園芸品種:“アトロプルプレア”(赤銅葉)、‘レッドスター’、‘ターベイダズラー’など
文 化 ・名の由来は、花がシュロに似ていて、ニオイもすることから。
・造園、園芸的には、「ドラセナ」と呼称されることがあるが、ドラセナ属(Dracaena)は別属で、こちらは「幸福の木」、「流血樹」、「ミリオンバンブー」など、多くは観葉植物として扱われている。
・コルディリネ属の植物のうち、日本の屋外でよく栽培されているのが、本種(Cordyline australis)。
・1769年、ジョゼフ・バンクスらによって発見された。
メ モ ・繁殖は挿木、茎伏せ、根伏せ。
・ 徐々に樹高が高くなるため、寄植えなどで利用する場合、バランスが悪くなったら、取り換える。
事例写真 カラーリーフ種の植栽(横浜市神奈川区。2011/9/23)
赤葉品種の全景(静岡県浜松市。2017/6/3)
備 考  
参考文献
PAGE TOPへもどる
indexへもどる
HOMEへもどる