オリーブ

Olea europaea

地中海の似合う常緑樹 indexへもどる
全景

2006年2月
東京都港区
六本木ヒルズ

2005年

2006年5月
神奈川県相模原市
相模原公園
樹皮

2007年11月
埼玉県川口市
準備中
分 類 高木 区 分 常緑広葉樹
科属 モクセイ科オリーブ属
別名と外国名 別名:オリバ、オレイフ/英名:olive
自生地(原産地) 地中海沿岸
樹 高 15m
開花期と結実期 花:5月~7月/実:10~11月
特 性 陽樹/耐暑性は強い/耐乾性は強い/自家不和合性の品種/移植はやや困難/浅根性/萌芽力あり
植栽域 関東~沖縄
美 性 そこにあるだけで地中海沿岸の雰囲気を作り出す異国情緒のある樹木。革質で細長く、表面は深緑(オリーブ色)で、裏は銀白色の葉を茂らす。個人庭での利用も近年増えてきている。乾燥したイメージを出すのにも利用される。
用 途 庭木、公園樹、街路樹
管 理 ・炭そ病やゾウムシの被害がある。
・自家不結実性が強く、単一品種では結実しないものがほとんどだが、公共空間では果実が路面を汚すので嫌われることもある。
・石灰分を多くし、水はけを良くすること。
類似種と品種 品種:
文 化 ・代表的な用途では、果実を絞って得るオリーブオイルが有名。果実はピクルスの材料になる。
・古代ギリシアでは女神アテネの神殿の燈明にオリーブオイルを用いていたという。
・花言葉は「平和」であり、国連の旗にデザインされている。
・日本への渡来は江戸時代とされ、現在は香川県小豆島での栽培がよく知られている。
・ギリシアの国花。香川県の県花、県木。
メ モ  
事例写真 街路樹(東京都港区2007.4)
単木(神奈川県相模原市 相模原公園2006.5)
備 考

・幼木以外を移植する際には、寸胴切りにして再萌芽させ、活着を促すようにする。
・枝が四方に広がって、横方向へのボリュームが出やすい。

参考文献

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