ライラック 紫丁香

Syringa vulgaris L.

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全景

2010年5月3日 兵庫県淡路市
明石海峡公園

2005年4月16日
埼玉県川口市

2010年5月3日
兵庫県淡路市
樹皮
準備中
2006年11月
埼玉県川口市
 
分 類
高木
区 分
落葉広葉樹
科属 モクセイ科ハシドイ属
別名と外国名 別名:ムラサキハシドイ、リラ/英名:Lilac
自生地(原産地) ヨーロッパ南部
樹 高 2~6m
開花期と結実期 花:4~5月
特 性 日照は陽地~中庸/耐寒性は強い/耐煙性はやや弱い/耐潮性はやや弱い/成長は早い
植栽域 北海道~九州(東京以南では生育悪い)
美 性

花色は円錐花序につけ、、赤、青、紫色など何種類かあり、葉は広卵形で大きくなく樹形も整うため、中木として使いやすい。特に洋風向きの樹で、イングリッシュガーデンの背景木や、各種の草花の上木などにも向く。寒地で多く用いられている。花には芳香がある。

用 途 庭園木、公園樹、生花
管 理 ・枯れこみや衰弱を防ぐため、暖地では剪定を控え、不要枝を間引く程度とする。
・台木としたイボタが芽吹くことがあり、ライラックを弱らせるので、根元から切り取る。
・樹形を整えるために、若木のうちから枝を間引くのが望ましい。
類似種と品種 類似種:ハシドイ(日本の自生近縁種)/園芸品種:一重で白覆輪の花をつける‘センセーション’など多数
文 化 ・欧米で人気のある花木。
・花から香油。茎は中の髄を抜きパイプを作る。
・日本には明治中期に渡来。
・札幌市の市花。アメリカのニューハンプシャー州の州花。
・ヨーロッパでは、ライラックを室内に入れると不吉とされる。
・花言葉:「初恋の感動」
メ モ  
事例写真

植樹帯に植えられたもの(千葉県海浜幕張。2005/4/14)  

備 考  
参考文献

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