サンショウ 山椒

Zanthoxylum piperitum

親しまれてきた香辛料の木 indexへもどる
全景

2010年9月26日
神奈川県横浜市
横浜市こども植物園

2010年5月5日
熊本県南小国町
黒川温泉

2005年5月14日
東京都文京区
小石川植物園
樹皮

2010年9月26日
神奈川県横浜市
横浜市こども植物園

2010年9月26日
神奈川県横浜市
横浜市こども植物園
分 類 低木 区 分 落葉広葉樹
科属 ミカン科サンショウ属
別名と外国名 別名:ハジカミ /英名:Japanese pepper/中国名:蜀椒
自生地(原産地) 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国/丘陵や低山のやや湿り気味の林縁、林内
樹 高 1~5m
開花期と結実期 花:4~5月/実:9~10月
特 性 陽樹から半陽樹/耐寒性は強い/耐潮性は普通/浅根性/移植はやや困難
植栽域 北海道~九州
美 性 古くから親しまれてきた香辛料の樹木。食用として楽しむほか、繊細で風情のある樹姿が好まれて、雑木風の庭に利用されることも多い。
用 途 庭木、公園樹
管 理 ・乾燥にやや弱い性質があり、干天時には注意する。また、湿り気の多すぎる土でも樹勢が弱る。
・虫害:アゲバチョウなど
類似種と品種 品種:‘アサクラサンショウ’(棘なしの実山椒。兵庫県養父市産の変異種)
文 化

・若葉は食材として「木の芽」と呼ばれる。京都鞍馬の木の芽漬。
・熟した実の粉末は、香味料として蒲焼の臭味消しや唐辛子の材料として用いられる。
・材は堅く、すりこ木にする。
・アゲハチョウの幼虫の食草でもある。

メ モ ・雌雄異株
・繁殖は播種、接木。
事例写真  
備 考  
参考文献

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