スイカズラ 吸蔓(葛)、忍冬 |
Lonicera japonica |
ふわっと柔らかい姿形に上品な香りの金銀花 | indexへもどる |
全景 | 花 | 葉 |
![]() 2007年6月3日 神奈川県相模原市 |
![]() 2006年6月3日 神奈川県横浜市 横浜自然観察の森 |
![]() 2006年6月 神奈川県横浜市 横浜自然観察の森 |
実 | 樹皮 | |
準備中 |
分 類 | 特殊 | 区 分 | 半常緑つる性類 |
科属 | スイカズラ科スイカズラ属 | ||
別名と外国名 | 別名:ニンドウ、キンギンカ | ||
自生地(原産地) | 北海道(南端)~九州、朝鮮半島、中国、台湾、山野や道端 | ||
樹 高 | つるを巻き付け登攀する。年間伸長量150~500cm | ||
開花期と結実期 | 花:5~6月/実:9~12月 | ||
特 性 | 陽地を好む/生長は早い/適湿を好み湿地は不可/乾燥に強い/比較的痩地にも耐える、土質は選ばない/耐寒性がある | ||
植栽域 | 北海道南部~沖縄 | ||
美 性 | 花には上品な芳香があり、白色~淡黄色に変わる。 時に新葉が黄色に変わって美しくなる。半常緑性でありながら、明るく柔らかい葉のため、 生垣仕立にするふわっとした柔らかいテクスチャーになる。 生育旺盛なため高速道路の緑化にも使われる。 | ||
用 途 | 壁面緑化、法面緑化、生垣 | ||
管 理 | ほとんど管理を必要としない。登攀させる場合、金網などの足場が必要。 上長成長が盛んなため、植栽後数年で下枝があがったようになる。根元から切り吹かせ直しをするとよい。 | ||
類似種と品種 | 近縁種:ハニーサックル、ツキヌキニンドウ | ||
文 化 | ・和名由来は子供が花の奥にある蜜を吸ったことによる。中国名の忍冬は冬にも葉が緑を保つことによる。 ・開花期に花を摘んで乾燥させたものを金銀花という。薬用。 ・若い葉はそのまま食べたり、乾燥して忍冬茶にする。浴湯料にもする。 ・茎や葉、花を酒に漬けて忍冬酒をつくる。 |
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メ モ | ・昼より夜の方が花の芳香が強くなる。 ・北アメリカやヨーロッパでは鑑賞用のものが野生化している。 |
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事例写真 | ・アーチ仕立(静岡県伊豆市2006.7) | ||
備 考 | ・生育旺盛なため、登攀させる場合は2株/m、地被の場合は4株/㎡程度の密度。 |
参考文献 |
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