ナツヅタ(ツタ) 夏蔦

Parthenocissus tricuspidata

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全景 紅葉

2007年8月6日 神奈川県横浜市
根岸森林公園

2005年11月
東京都調布市

2005年7月
東京都世田谷区
吸着根

2005年7月12日
東京都世田谷区

2005年7月
東京都調布市
分 類 つる性木本
区 分
落葉広葉樹
科属 ブドウ科ツタ属
別名と外国名 別名:ナツヅタ、オニヅタ/英名:Japanese Ivy、Boston Ivy/中国名:常春藤、爬山虎
自生地(原産地) 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、山野の林内や林縁
樹 高  
開花期と結実期 花:6月~7月/実:10月に紫黒色に熟す
特 性 陽地または半日陰地がよい/繁殖力は極めて強い/耐寒性がある/適湿地を好むが乾燥にも耐える/潮風にも強い/土質を選ばないが肥沃地の方が生長が早い/石やコンクリートなどの壁面に吸盤になった巻きヒゲをのばし付着して登はんする/あらゆる環境圧に対して耐性が大である
植栽域 北海道~沖縄
美 性 花も実も小さく葉陰に隠れ、鑑賞の対象にはならないが、秋の紅葉が美しい。また、新緑も美しい。吸盤で壁面を登はんするので、大小さまざまな構造物の緑化に用いることができる。落葉性なので、冬季は蔓だけになるが、それはそれで風情がある。
用 途 壁面緑化、生垣
管 理 ・管理は、伸びすぎた枝を切る程度。

・病害:褐色円斑病、炭そ病、斑点病、さび病など
・虫害:コガネムシ類、トラカミキリ類、トビイロトラガ(幼虫)、スズメガ(幼虫)など。
類似種と品種 近縁種:アメリカヅタ
文 化

・平安時代には早春に幹から樹液を採り、煮詰めて甘味料を作ったので甘蔓(あまづら)よ呼ばれた。
・常緑のキヅタが「冬蔦」と呼ばれるのに対して「夏蔦」と呼ばれる。
・様々な文様のデザインによく用いられている。
・花言葉:「永遠の愛」

メ モ ・秋の紅葉が美しいのでニシキヅタと呼ばれることがある。
・陽地の方が紅葉が美しい。
・繁殖は挿木、実生である。実生の方が生長がよいといわれる。
・つる生長量は年間150~550cm。
事例写真 (広島県尾道市。2008/12/1)
壁面緑化その1(神奈川県横浜市。2005/5)
壁面緑化その2(横浜市緑区。2011/5/5)
備 考 ・葉の形は2タイプに分けられ、花のつく枝とそうでないものに違いがある。
参考文献

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