アオギリ 梧桐

Firmiana simplex

チョコレートの木とは親戚の落葉高木 indexへもどる
全景
2005年7月10日 東京都北区
2005年7月9日
東京都調布市

2005年7月9日
東京都調布市
樹皮

2005年8月28日
千葉県佐倉市

2005年7月9日
東京都調布市
分 類
高木
区 分
落葉広葉樹
科属 アオイ科アオギリ属(旧アオギリ科)
別名と外国名

別名:アオノキ/英名 Chinese parasol tree/中国名 梧桐

自生地(原産地) 沖縄、中国、台湾、インドシナ
樹 高 およそ15~20m
開花期と結実期 花:6~7月/実:10月
特 性 日照は陽地/耐潮性はやや強い/耐煙性は強い/成長は早い/萌芽力あり
植栽域 本州~沖縄
美 性 直幹で広卵形の整った樹形にまとまる。緑色で滑らかな幹と大型の掌状葉が特徴的で、異国情緒を感じさせる際立った個性がある。他の樹との配植は難しく、街路樹や単独で植えられることが多い。初夏に咲く花は淡黄色で数多く、違った表情を見せる。
用 途 庭園樹、公園樹、街路樹
管 理 ・萌芽力があり、強剪定に耐えるが、枝数が少なく、樹形のバランスを剪定が必要。

・虫害:ハマキムシ、
類似種と品種  
文 化

・中国では文人の庭に植えられ、伝説上の鳥「鳳凰」が止まる樹とされる。
・日本に渡来したのは奈良時代と言われる。
・材は黄褐色で柔らかい。家具・楽器・下駄に利用される。耐久性は低い。
・漢方で種子は「梧桐子」と呼ばれ、咳止めや口内炎に用いる。葉は高血圧や高血圧症に有効とされる。

メ モ ・雌雄同株。
・語感からよく混同されるキリはキリ(ゴマノハグサ)科で、分類上も全くの別種。
事例写真

黄葉(被爆アオギリ。広島市平和祈念公園2008/11/30)

備 考  
参考文献

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