ジンチョウゲ 沈丁花

Daphne odora Thunb.

いずこから漂う独特の香気 indexへもどる
全景

2004年3月7日 東京都港区
フクリンジンチョウゲ

2006年3月19日
神奈川県川崎市

2005年7月17日
茨城県下妻市
樹皮
準備中
2007年8月
東京都調布市
分 類
低木
区 分 常緑広葉樹
科属 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
別名と外国名 別名:チョウジ、ジンチョウ/英名:daphne/中国名:瑞香、千里香
自生地(原産地) 中国大陸南部
樹 高 1~1.5m
開花期と結実期 花:3~4月
特 性 日照は陰地/肥沃地がよい/成長は遅い/萌芽力は強い/細根性/移植困難/耐潮性は普通/耐煙性は強い
植栽域 本州中南部~九州
美 性 常緑の小低木。主幹はなく枝が密生し、樹形は半球形。葉は長楕円形で革質、全縁で光沢がある。3~4月、強い芳香のある花を枝先に塊状につける。肉質で一般に外側は赤紫色、内側は淡紅色のものが多い。白花もある。
用 途 庭園樹、公園樹、生花
管 理 ・水はけが悪いと病気にかかり易い。
・剪定には弱いため、樹形を整える程度に控えるが、樹形は放任しても整いやすい。

・病害:白紋羽病、黒点病、炭そ病、ウイルス病など
類似種と品種 品種:ウスイロジンチョウゲ、フクリンジンチョウゲ、シロバナジンチョウゲ`前島'
文 化

・名は、花の芳香を沈香とチョウジの花の香りにたとえたことから。
・室町時代に渡来。

メ モ ・有毒の果実をつけるが、日本で栽培されている株はほとんど結実しない。
・密植地では病気が蔓延しやすく、枯死にいたることがある。
・繁殖は挿木。
備 考
参考文献
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