ムクノキ 椋木

Aphananthe aspera

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全景

2006年10月 神奈川県川崎市

2013年4月28日
奈良県五條市

2006年10月
神奈川県川崎市
樹皮

2006年10月
神奈川県川崎市

2006年10月
神奈川県川崎市
分 類 高木 区 分 落葉広葉樹
科属 ニレ科ムクノキ属
別名と外国名 別名:ムク、ムクエノキ/英名:Aphananthe/中国名:樸樹
自生地(原産地) 関東以西~沖縄、アジア東南部
樹 高 10~20m
開花期と結実期 花:4~5月/実:10月
特 性 日照は中庸地/生長は早い/雌雄同株/浅根性
植栽域 本州南部~九州
美 性 ケヤキに似た大高木。灰褐色で滑らかな樹皮が特徴。粗野なイメージがあり、雑木として他の落葉樹と混植したりもするが、成木は独立木としても大木になるため、見映えがする。
用 途 公園樹、神社木
管 理 ・雄大な樹冠を楽しむ木のため、剪定はほとんどしない方が良い。
類似種と品種 類似種:ケヤキエノキ
文 化 ・名の由来は、老木では樹皮が剥がれてきて、「剥く」の意から。などの説がある。
・材は堅く、建築、器具材に用いる。
・ざらざらした葉は木地やべっこうの研磨剤として重用される。
・果実は、干し柿のような甘みがあり食用となり、古く「古事記」や「和名抄」にも記載されている。
メ モ ・果実は鳥により散布され、実生がよく生育する。
・ムクドリの名前は、この果実を好んで食べることに由来する。
・沖縄県、長野県では希少で、絶滅危惧IB類に指定されている。
・成木では、根元に板根を発達させることがある。
・繁殖は実生。
事例写真 ・巨樹名木:椋本の大ムク(三重県津市)
・巨樹名木:二見の大ムク(奈良県五條市)
備 考  
参考文献

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