ユズリハ 譲葉

Daphniphyllum macropodum Miq.

めでたい縁起木は景観にも貢献 indexへもどる
全景

2005年4月 東京都世田谷区

雄花 2003年5月
静岡県富士宮市

2005年5月
東京都調布市
樹皮

2009年12月
東京都千代田区

2005年4月
神奈川県川崎市
分 類
高木
区 分 常緑広葉樹
科属 ユズリハ科ユズリハ属
別名と外国名 別名:ユズルハ、ショウガツノキ/英名:false daphne/中国名:交譲木
自生地(原産地) 福島県以西、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国(中部~西南部)
樹 高 4~10m
開花期と結実期 花:5~6月/実:10~11月
特 性 日照は半陰地~陰地/耐潮性は強い/耐煙性は強い/成長はやや遅い
植栽域 本州中南部(暖地帯)~沖縄
美 性 樹形は直幹で、卵形の樹冠になる。葉は表面に光沢のある長楕円形で長さは8~20cmくらいで大きい。枝先に集まってつく。葉柄は赤味を帯びるのが普通で、濃緑色の葉と対照となり目立つ。芽だしの時期は特に観賞価値がある。葉が目立つため、他の樹木との組み合わせではアクセント的に用いる。
用 途 庭園樹、公園樹、街路樹
管 理 ・剪定するとなかなか萌芽しないので、毎年または隔年で少しづつ行うとよい。萌芽しはじめ、または7~8月の成長の時期がよい。
類似種と品種 類似種:ヒメユズリハ、エゾユズリハ
文 化

・名の由来は、春先に新葉が出てから古い葉を落とすことから。
・葉をウラジロやダイダイなどと共に、正月の飾りに用いる。縁起木。
・材は薪炭材、工芸材に用いる。

メ モ ・樹皮や葉は有毒で駆虫剤の原料とされ、シカの食害も少ない。
・雌雄別株
備 考  
参考文献

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