<植木の病害虫>

ボケ赤星病

Gymnosporangium asiaticum
ボケ赤星病
罹病木(ボケ)
2015年6月 神奈川県相模原市

ボケ赤星病
罹病葉(ボケ)
2015年6月 神奈川県相模原市

ボケ赤星病
錆胞子堆(ボケ)
2015年6月

ボケ赤星病
護膜細胞と錆胞子
2015年6月

ビャクシンさび病
冬胞子堆(カイヅカイブキ)
2015年4月 横浜市緑区

ビャクシンさび病
冬胞子(カイヅカイブキ)
2015年4月 横浜市緑区

症状

・初めに葉に、小さな円形ないし不整形の橙黄色斑点が生じる。葉裏に黄褐色の毛の塊が生じ、症状が進むと、早期落葉を促す。
・ナシに赤星病を起こす病原菌でもあり、イブキ類などを中間宿主とする。



病原菌と発生条件

・病原菌は、Gymnosporangium asiaticum
・ナシ、ボケ、カマツカに発生する。
・病斑はやや肥厚し、葉の表面に微小な黒点(精子器)を形成する。後にその裏面がいぼ状に膨れ、黄褐色の星状の錆子毛(錆胞子堆)が伸びる。


防除法

・防除のためには、両寄主(ボケ、ナシなど他に、イブキ類も)での対策が必要となる。

備考

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

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