カキノキ角斑落葉病

カキノキ角斑落葉病
2024年10月12日 神奈川県川崎市
病徴 カキノキ


カキノキ角斑落葉病
2024年10月12日 神奈川県川崎市
病徴拡大 カキノキ

学名

Cercospora kaki Ellis & Everhart

症状

・カキノキに発生する。
・葉の病斑は、中が黄土色で黒褐色で縁どられる。その形状は葉脈で区切られて、角ばった不整斑となる。降雨後は淡褐色の胞子叢を形成するのが特徴。
・病原菌は主として落葉の中で菌糸の形で越冬している。翌春、その上に胞子をつくり、雨水の飛沫とともに飛散し新葉の気孔から侵入する。病斑上に再び胞子を形成し、伝染を繰り返す。

病原菌 形態

子座は病斑内に子座を多数生じて、分生子を叢生する。分生子は淡いオリーブ色、やや湾曲する糸状もしくは長い棍棒状。

カキノキ角斑落葉病
2024年10月17日
子座(湿室養生後) カキノキ


カキノキ角斑落葉病
2024年10月17日
分生子 カキノキ

対処

・病葉の除去。殺菌剤散布(5~7月ごろ)。肥培管理など。

備考

・角斑、円斑落葉病はともにカキノキによく見られる病害で、異常落葉を生じさせて、特に円斑落葉病は果実の品質低下を引き起こす。

参考文献

・花木・鑑賞緑化樹木の病害虫診断図鑑,法政大学植物医科学センター,大誠社,2020
・日本植物病害大事典,岸國平編,全国農村教育協会,1998 ほか

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