<植木の病害虫>

モッコクハマキ 木斛葉巻

Eucoenogenes ancyrota
モッコクハマキ
2023年7月17日
神奈川県相模原市

症状

2~3枚の新葉が糸で綴られ、褐変する。多発すると被害部は目立つため、美観を損なう。

病原菌と発生条件

・ハマキガ科ヒメハマキガ亜科。
・別名:モッコクヒメハマキ
・成虫の開張20mmくらい、前翅は小さな褐色の点を交えた灰色、縁は茶色。複眼は黄緑色で、星状の模様が見える。
・幼虫は体長約15mm、体は赤紫色。
・分布は関東以西,四国,九州,対馬,伊豆諸島,屋久島,インド。
・モッコクに発生する。
・年に3~4回発生。成虫は4月下旬~8月に発生し、葉に産卵する。幼虫は食害した後、葉間で蛹化する。

防除法

・枯葉を摘み取り、補殺・処分
・殺虫剤の散布

備考

 
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