<植木の病害虫>

オオトビモンシャチホコ

Phalerodonta manleyi
オオトビモンシャチホコの幼虫
2010年5月16日 神奈川県横浜市
コナラに寄生

症状

コナラ、カシワ、クリ、ミズナラなどナラ類に発生する食葉性昆虫。継続して被害が発生することはほとんどない。

病原菌と発生条件

・カシワ,クリ,コナラ,ミズナラなどナラ類に発生する。シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科の食葉性昆虫。最大長50mm。頭部は黒色、体色は黄色または紅色で黒い斑紋がある。体毛が疎らに生える。卵で越冬し、5月に孵化し、6月くらいまで被害を出し始める。生長した幼虫は地上に降りて地表の浅いところに潜んで蛹になり、夏に成虫になる。
・幼虫は刺激を与えると体を反らし、毒液を吐く。

防除法

多発して被害が大きい時は、集団ごと枝を取るなどして駆除する。

備考

 
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