<植木の病害虫>

トチノキヒメヨコバイ

チャドクガの弱齢幼虫
2009年10月 神奈川県鎌倉市

症状

ヒメヨコバイ科の 吸汁性昆虫。近年、都市に植栽されているトチノキに頻出する。夏以降急に葉の退色現象を起こし、早期の落葉も促すため、よく目立つ虫害である。葉の裏につき、成虫は約3.5mm、幼虫は約0.5mmと小型の白い昆虫。

病原菌と発生条件

トチノキに発生する。成虫・幼虫は4~10月にに発生するが、その年の気温状況による。成虫越冬。

防除法

薬剤散布は登録されている農薬が少ない。「マツグリーン」

備考

 
食害された葉
2008年11月 神奈川県横浜市
食害により褐色になった葉。
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