<植木の病害虫>
ツツジ褐斑病
Septoria azaleae Voglino
罹病葉 ヒラドツツジ
2023年10月21日
東京都町田市
病徴 ヒラドツツジ
2023年10月21日
東京都町田市
病徴拡大 ヒラドツツジ
2023年10月21日
東京都町田市
分生子殻 ヒラドツツジ
2023年10月21日
東京都町田市
分生子 ヒラドツツジ
2023年10月21日
東京都町田市
症状
葉に葉脈で明瞭に区切られた小斑が多数発生する。秋に蔓延して周辺から黄化が進み、徐々に落葉する。越冬病葉は翌年5月頃、一斉に落葉する。オオムラサキツツジ、ヒラトツツジ、サツキツツジ等で発生が多い。
病原菌と発生条件
・病原菌:
Septoria azaleae Voglino
・分生子殻は褐色で類球形。隔壁は薄い。径40-170μm。分生子は無色、棒状、1-7個の隔壁があり、9-22×2-3μm。
防除法
・病葉や落葉を処分する。
・当年葉に感染する前に薬剤散布する。ダコニール1000、トップジンMなど。
備考
参考文献:
・花木・鑑賞緑化樹木の病害虫診断図鑑,法政大学植物医科学センター,大誠社,2020
・植物病原菌図説,小林享夫・勝本謙ほか編,全国農村教育協会,1992 ほか
オオムラサキツツジ
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サツキツツジ
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ヒラドツツジ
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