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つつじが丘公園

所在地:群馬県館林市花山町
樹種:ヤマツツジ、キリシマツツジほか
指定:国指定名勝(昭和9年12月28日)

備考:
面積約36haほどの公園のうち、つつじ園としては新園と旧園があり、合わせると5haほどになる。ツツジは、50余種約1万株が植えられている。
毎年4月上旬から5月上旬にかけて、「館林つつじまつり」が開催される。
園内には、推定樹齢800年を超える、巨大なヤマツツジ「勾当内侍遺愛(こうとうないしいあい)のつつじ」や高さ4メートルのヤマツツジ巨樹群、宇宙飛行士の向井千秋氏(館林市出身)が宇宙へ持って行った種子を発芽させた「宇宙つつじ」のほか、色とりどりのツツジが植えられている。
昔から野生のヤマツツジが群生した地で、室町時代の書物(1556年頃)には既に「つつじが崎」の名で記載されていた。その後、江戸時代初期には、ツツジの名所として知られ、1627年に館林城主榊原(松平)忠次が、ツツジの古木群を移植して以降、保護育成が図られてきた。
時代が下り、大正4年に有志によって補植されたツツジは、東京の大久保つつじ園から持ちこまれたもので、「江戸キリシマツツジ」の今となっては貴重な品種が含まれていた。


入口付近(2014年5月4日)


園内 ヤマツツジ巨樹(2014年5月4日)

勾当内侍遺愛のつつじ(2014年5月4日)

園内(2014年5月4日)

園内(2014年5月4日)

案内板(2014年5月4日)
参考文献

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