タラヨウ 多羅葉

Ilex latifolia

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全景

2023年12月11日
東京都調布市
神代植物公園

雄花
2023年4月23日
東京都調布市

2023年6月10日
東京都調布市
樹皮

2023年12月11日
東京都調布市

2023年6月10日
東京都調布市
分 類 高木 区 分 常緑広葉樹
科属 モチノキ科モチノキ属
別名と外国名 別名:ハガキノキ/中国名:大葉冬青
自生地(原産地) 静岡県以西、四国、九州の暖地。朝鮮半島、中国長江以南。
樹 高 ~10m
開花期と結実期 花:4~5月/実:10~11月
特 性 日照は陽地~半陰地/耐寒性はやや弱い/成長は遅い/刈込に弱い/移植は容易
植栽域 東北南部~九州
美 性 在来種のなかでも特に大きく、艶のある厚葉が特徴的で、暖地の樹木といった雰囲気がある。寺社に植えられることが多い。花は小さく黄緑色のため目立たないが、秋の雌株には赤い実
用 途 庭園樹、公園樹
管 理 ・自然樹形で整いやすく、剪定の必要は少ない。
・西日を避ける。

・病害:黒紋病など。
・虫害:カイガラムシ類など。
類似種と品種  
文 化 ・葉裏面を傷付けると、その部分だけが黒く残り、文字を書くことができる。
・古代のインドで文書を書くのに利用された、別種の多羅樹(タラジュ。ヤシ科)と用途が重なることから、名付けられた。
・手紙のように字が書けるため、郵便局の木として平成9年に定められている。
・樹皮からトリモチをとる。
メ モ ・雌雄異株。
・繁殖は実生、挿木。
セイヨウバクチノキに似る。
事例写真  
備 考  
参考文献

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