ドイツトウヒ 独乙唐檜

Picea abies

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全景 新芽

2006年7月
静岡県伊豆市
修善寺虹の郷
準備中
2006年7月
神奈川県横浜市
樹皮

球果
2011年2月28日
神奈川県相模原市

2006年3月
東京都調布市
神代植物公園
分 類
高木
区 分 常緑針葉樹
科属 マツ科トウヒ属
別名と外国名 別名:ヨーロッパトウヒ、オウシュウトウヒ(欧州唐檜)/英名:Norway Spruce
自生地(原産地) ヨーロッパ
樹 高 30~40m
開花期と結実期 花:5~6月/実:10月
特 性 日照は陰地~半陰地/耐寒性は強い/生長は速い/耐煙性は弱い/耐潮性は普通/萌芽力あり/移植やや困難/病虫害に強い
植栽域 北海道中部~九州
美 性 樹形は円錐形の樹形でよくまとまる。濃緑色の葉ががよく繁り、密植するとやや暗い印象になる。老木では小枝が下垂し、特有の柔らかい趣きになってくる。成長が早く大木になるため、十分なスペースをもって植えつけたい。樹冠が密なため、防風林や防雪林として多用され、寒い場所の造園材料としても利用される。
用 途 公園樹、庭園樹、生垣、建築材
管 理 ・こまめに刈り込むことで、樹形をコンパクトに維持することもできる。
・浅根性のため、強風に弱く、倒伏することがある。。
類似種と品種 類似種:トウヒ/園芸品種:‘ペンジュラ’、‘オーレンドルフィ’
文 化

・欧州で最も価値のある針葉樹。クリスマスツリーと言うと、本種の幼木が使われることが多い。
・建築材、楽器材として利用される。ただし、腐朽しやすい。
・西洋の柱時計の錘はこの球果がモデルとされている。

メ モ ・本種の球果は世界のトウヒ属の中でもっとも大きく、長さ10~20cm、径3~4cm。当年の10月頃に褐色に熟す。
・新梢は年に60~80cm伸びる。
・繁殖は主に実生。
事例写真 マンション入口(東京都世田谷区2006.3.29)
列植(東京都世田谷区2006.11.1)
備 考  
参考文献

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