造園植物Web図鑑 主な参考文献
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- 造園植物としての特性や使い方を調べる本
- 「庭公園樹と地被植物」
ワールドグリーン出版
- 造園植物の定番図鑑。樹形の把握ができる全景写真とともに各樹種の植栽上の性質が記述されている。 内容は順次改定されていて、現在は書名も「ランドスケーププランツ」となって、掲載樹種も増加。
- 「庭木と緑化樹 1 針葉樹・常緑高木」
- 同じく造園植物の定番図鑑。出版年度は古いが、各樹種の造園利用上の記載が充実していて、造園植物を知る上で欠かせない資料となっている。
- 「庭木と緑化樹 2 落葉高木・低木類」
- 上記、庭木と緑化樹の落葉高木・低木類編。
- 「グラウンド カバー プランツ」
誠文堂新光社
- 上記、庭木と緑化樹の地被編。3冊セットで揃えると調べやすい。
- 「樹木アートブック〈1 高木編〉」
アボック社
- 造園植物のある景観を主として記載している図鑑。多くの事例写真や園芸品種にも詳しい。 高木編のみが刊行されている。
- 「アーバンガーデニング―花による緑化マニュアル」
講談社(2002年)
- 花卉や地被を使った緑化について、各種ごとに詳細に記載されている。
- 「つる植物による環境緑化デザイン」
ソフトサイエンス社
- 造園におけるつる植物利用の事例、種を解説する。
- 「グランドカバー緑化ガイドブック」
鹿島出版会
- グランドカバー植物の紹介のみならず、工法や事例などを幅広く解説した専門書。
- 「庭木セレクトブック」積水ハウス㈱
- 地域環境に貢献する庭木の選び方を提唱しているハウスメーカーが発行している小冊子。
- 「新しい植木事典―おすすめの美しい庭木・花木350種」
成美堂出版
- 庭木選びの本。いわゆる「新樹種」と呼ばれる近年造園利用されるようになった樹種も豊富に掲載されている。
- 「ガーデニング花木入門―花・葉・実が美しい木を楽しむ」
日本放送出版協会
- 庭木選びの本。魅力ある品種も含めた紹介や管理の仕方が詳しい。
- 「ガーデン植物大図鑑」
講談社(2008年)
- 新樹種を含めた豊富な植物が掲載。生産からデザインまで第一線で活躍する執筆者陣の記述も造詣が深い。
- 「新・緑のデザイン図鑑」エクスナレッジ(2009年)
- 造園に利用される定番の植物を掲載。どちらかというと造園業者向け。
- 植物と人との関係、民俗や歴史を調べる本
- 「花と樹の事典」
柏書房(2005年)
- 人とのつながりの深い植物を中心に、その文化や歴史、名前の由来などが辞書風に列記されている。
- 「日本の樹木―都市化社会の生態誌」
中央公論社(1995年)
- 日本を景観を作る代表的樹種80種あまりの生態・文化誌を記述。
- 「花ことば」(上・下)平凡社ライブラリー
- 花言葉に秘められた意味など、古今東西の植物にまつわるフォークロアを解説。
- 「葉っぱで調べる身近な樹木図鑑」
林将之著 主婦の友社(2008年)
- 葉による検索図鑑の体裁をとっているが、植物と人との関係や民俗学的な記述がイラストつきで楽しく記述されている。
- 個々の植物を調べる本
- 「樹に咲く花―離弁花〈1〉」
- 日本に自生する植物の特徴や生態などを解説。見分け方を詳細な写真で紹介している。ヤマモモ科からバラ科までの巻。
- 「樹に咲く花―離弁花〈2〉」
- 日本に自生する植物の特徴や生態などを解説。見分け方を詳細な写真で紹介している。スズカケノキ科からウコギ科までの巻。
- 「樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物」
山と渓谷社
- 樹に咲く花シリーズで最後に出版されたもの。総索引はこの巻の巻末のみ。
- 「日本花名鑑」
アボック社
- 園芸植物の学名、品種名の確認に適した図鑑。
- 「コニファーズブック」
柴田忠裕著 ㈱グリーン情報(1999年)
- コニファー図鑑として、多くの品種や種類を載せている。造園や園芸で使う針葉樹(コニファー類)についての決定版の本。
- 「コニファーガーデン―色と形を味わう」
柴田忠裕著 日本放送出版協会(1993年)
- 一般向け用としてコニファーについて詳しく書かれた本。取り上げている種類も多く、育て方や配植など情報も豊富。比較的安価で入手しやすい。
- 「コニファーガーデン―園主が教える選び方・育て方」
高橋護著 農文協(2007年)
- コニファーを育てたい人向けにかかれた本。種ごとに整理されており、品種の理解もしやすくなるように書かれている。日本での適正や育て方も詳しく書かれている。
- 「NHK趣味の園芸:作業12ヶ月シリーズ」日本放送出版協会
- 「ハイドランジア紫陽花」、「ハナミズキ」、「モミジ」、「マグノリア」、「タケ・ササ」、「フジ」など 。個々の植物の年間を通じた手入れの仕方の解説。文化や生態なども詳述。
- 樹木の病虫害を調べる本
- 「樹木医が教える緑化樹木事典」矢口行雄監修 誠文堂新光社(2009年6月)
- 主要な緑化樹について、よく見られる病虫害や管理方法について書かれている。読み物としても楽しめるが、内容的には造園関係者向け。
- 「花木・庭木・家庭果樹の病気と害虫」藤原二男著 誠文堂新光社(2008年10月)
- 庭木の主要な病虫害について対処とともに丁寧に書かれている。罹病状況や害虫の写真も多く掲載されており、一般向けとしては最も詳しい一冊。
- 「原色庭木花木の病害虫」上住泰・西村十郎著 農山漁村文化協会(1993年8月)
- 庭木の病害虫の定番本のひとつ。ひとつひとつの病害虫について詳述されている。
- 「樹木医必携 基礎編/応用編」小林享夫監修 日本樹木医会(2010年3月)
- 樹木の診断、治療にあたっての情報が網羅的に記載されている、樹木医必携の書。専門家向け。
- 「植物病原アトラス-目で見るウイルス・細菌・菌類の世界」ソフトサイエンス社(2006年3月)
- 植物の病気の原因となる各種の病原菌の同定を行う際の参考書。専門家向け。
- 「緑化樹木腐朽病害ハンドブック」(財)日本緑化センター(2007年8月)
- 樹木の腐朽病害の原因となる菌類の見分け方や診断・対処法について、総合的に扱った本。専門家向け。
- 「カビ図鑑」細矢剛・出川洋介・勝本謙 著 全国農村教育協会(2010年7月)
- 植物の病気に関わるカビのほか、菌類全般を対象とした一般向けの図書。樹病に興味を持ちはじめた初学者に最適。