エゴノキ 売子の木 |
Styrax japonica Sieb.et Zucc. |
白い雪が降り積もったような花 | indexへもどる |
全景 | 花 | 葉 |
2005年8月 神奈川県箱根町 |
2005年5月21日 神奈川県箱根町 |
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実 | 樹皮 | |
2005年7月 東京都調布市 |
2007年8月 神奈川県川崎市 |
分 類 | 高木 | 区 分 | 落葉広葉樹 |
科属 | エゴノキ科エゴノキ属 | ||
別名と外国名 | 別名:エゴ、チシャノキ、ロクロギ、ロクロノキ/英名:Japanese snowbell/中国名:野茉莉 | ||
自生地(原産地) | 北海道(日高地方)、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、雑木林や山地の谷間、小川のほとりなどで普通にみられる | ||
樹 高 | 7~12m | ||
開花期と結実期 | 花:5月中旬~6月/実:8~11月 | ||
特 性 | 中庸樹/乾湿地に強く比較的土質を選ばない/成長は早い/弱度の剪定には耐える/移植容易/深根性/強風に耐える/潮風に強い/果皮に毒あり | ||
植栽域 | 沖縄、九州~本州、北海道南部。朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン北部/山地、丘陵 | ||
美 性 | 雑木林や水辺によく自生する雑木。単幹もあるが株立のものが多く出回っている。樹皮は暗紫褐色~淡黒色でなめらか。幹がすらっとして、 ベル型の白い花がたくさん下向きにつくので、上からの観賞よりも下方から眺める方が良い。雑木風の庭園にも合う。 | ||
用 途 | 公園樹、街路樹、庭園樹 | ||
管 理 | ・自然樹形に仕立てると、特有の樹形が保てる。 ・剪定は落葉期に、枝抜き剪定を基本とする。 ・水切れに弱く、ひどくすると落葉する。 ・病害:褐斑病、さび病、うどんこ病など ・虫害:アブラムシ類、カミキリムシ類、イラガなど |
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類似種と品種 | 類似種:ハクウンボク/変種:オオバエゴノキ、ホソバエゴノキ 品種:紅花エゴノキ(赤花種)、'エメラルド・パゴダ'、'ピンク・チャイムズ' |
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文 化 | ・和名由来は実を食べるとエゴイ(えぐい)ことによる。 |
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メ モ | ・雌雄同株。 ・繁殖は播種、接木、取木。 ・果皮は有毒だが、種子はヤマガラの好物で、貯食(穴を掘って貯蔵)する。 ・枝先につくハスの花のような虫こぶは、エゴノネコアシアブラムシ(1次寄生はイネ科の一年草のアシボソ)の寄生により形成され、エゴノネコノアシと呼ばれる。 ・食害する昆虫に、エゴツルクビオトシブミがあり、初夏に筒状の揺籃(幼虫のゆりかご)がぶら下がっていることがある。 ・虫媒花:ハナバチ類 |
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事例写真 | ・全景・花(神奈川県横浜市都筑区。2015/5/6) ・全景庭木(株立)(神奈川県横浜市西区。2014/7/11) |
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備 考 |
参考文献 |
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