ナツツバキ 夏椿

Stewartia pseudo-camellia

ツバキに似た白い花を咲かせる清楚な木 indexへもどる
全景

2005年10月東京都世田谷区

2005年6月13日
東京都世田谷区

2005年6月 東京都世田谷区
樹皮

2005年10月
東京都町田市

2005年7月東京都調布市
神代植物公園
分 類 高木 区 分 落葉広葉樹
科属 ツバキ科ナツツバキ属
別名と外国名 別名:シャラノキ、シャラ、サルナメ/英名:Japanese stewartia
自生地(原産地) 本州(福島、新潟県以西)、四国、九州、朝鮮半島南部、山地の林内に自生
樹 高 10~15m
開花期と結実期 花:6月~7月(開花期は短い)
特 性 中陽樹~陰樹/日向の適潤肥沃地を好む/成長はやや早い/剪定を嫌う/移植容易(大木はやや困難)/やや深根性
植栽域 本州、四国、九州、北海道(札幌)
美 性 和風庭園や寺院の境内によく植栽される。単幹のものもあるが、2~3本立のものが多い。樹形は枝が斜上し、ほうき状になる。樹皮はなめらかで褐色を帯びる。葉はやや厚く薄緑色。全体に上品で明るい印象。
用 途 庭木、公園樹
管 理 テッポウムシの害がある。
チャドクガの害がある。
類似種と品種 類似種:ヒメシャラ
文 化

・シャラノキの別名を持つことから、聖樹として寺院の庭に植えられる。インド産の沙羅樹(フタバガキ科)は別種。
・材は美しい紅褐色で堅いため、床柱、器具材などに用いられる。
・和名由来は、夏に椿のような花を開くため。

メ モ ・あまり乾燥せず、空中湿度が高い半日陰程度のところではよく開花する。西日しか当たらないような場所には不向き。
事例写真 紅葉(東京都世田谷区2005.11)
備 考  
参考文献

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