ウンシュウミカン 温州蜜柑

Citrus unshiu

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全景

2022年12月18日
神奈川県横浜市
横浜こども植物園
2023年5月6日
横浜市緑区

2022年12月18日
神奈川県横浜市
樹皮

2022年12月18日
神奈川県横浜市

2022年12月18日
神奈川県横浜市
分 類 高木 区 分 常緑広葉樹
科属 ミカン科ミカン属
別名と外国名 別名:-/英名:Satsuma mandarin
自生地(原産地) 園芸種
樹 高 1.5~2.5m
開花期と結実期 花:5月/実:9月下旬~12月
特 性 陽樹/耐寒性は普通(~-5℃)/耐暑性は強い/成長はやや早い/移植はやや困難
植栽域 関東以西の暖地
美 性 高さ3mほどにこんもりと茂る代表的な柑橘類。寒さにも比較的強く、家庭果樹としてもよく利用される。
用 途 庭園樹、果樹
管 理 ・植付適期は3月~4月上旬。次に梅雨期。
・枝は春、夏、秋の3回伸長する。剪定は懐にも日光が届くように枝を透かし、2月下旬から3月にかけての春先に行う。
・樹勢を維持するための摘果が行われる。生理落果後、8月ごろに、葉25~30枚当たり1果の割合に。
・施肥は、春肥は3月ごろに油粕などの有機質肥料、秋肥として10月頃に化成肥料を与えるなど。

・病害:かいよう病、そうか病、黒点病など。
・虫害:カミキリムシ類(ゴマダラカミキリ)、カイガラムシ類、ハダニ類(ミカンハダニ)、アゲハチョウ類など。
類似種と品種 品種:‘宮川早生'‘興津早生'、‘南柑20号’‘青島温州’など
文 化 ・冬の代表的フルーツだが、品種改良やハウス栽培により、夏から翌春にかけて流通する。
・温州(うんしゅう)とは中国浙江省の地名だが、当地に温州ミカンは栽培されていない。
・江戸初期に、鹿児島県長島で中国産の柑橘の実生から発見されたとされる。「温州みかん発祥の地」の碑が建つ。
・2016年農研機構の研究では、ウンシュウミカンの種子親がキシュウミカン、花粉親がクネンボと推定。
・生産量日本一は、和歌山県で約20%、次いで愛媛県が17%、静岡県が13%、熊本県が12%、長崎県が7%続く。(2021年)
メ モ ・自家結実性で1本でも実をつける。
・早生種と普通種に分けられ、普通種は収穫後に寒さで樹勢が弱りやすい。コンスタントな収穫を期待するなら、早生種を選ぶ。
・収穫までの目安は、植付から5~6年。
・果樹としての経済寿命は40~50年ほど。
事例写真  
備 考  
参考文献

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