アキニレ 秋楡

Ulmus parvifolia

小さく細かい葉と端整な樹形の落葉樹 indexへもどる
全景
2009年9月13日 神奈川県横浜市
金沢動物園
2019年9月22日
横浜市緑区
小石川植物園
2005年5月
東京都文京区
小石川植物園
樹皮
2006年11月
東京都江東区
木場公園
2006年7月
静岡県伊豆市
修善寺虹の郷
分 類 高木 区 分 落葉広葉樹
科属 ニレ科ニレ属
別名と外国名 別名:イシゲヤキ、カワラゲヤキ/英名:Chinese Elm
自生地(原産地) 中部地方以西、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、台湾/山野の荒地、河原
樹 高 10~15m
開花期と結実期 花:8~9月/実:10~11月
特 性 日照は中庸樹(西日に耐える)/成長はやや遅い/湿地に強い/耐乾性はやや強い/耐潮性はやや強い/耐煙性は強い/病虫害に強い/萌芽力あり
植栽域 北海道南部~沖縄
美 性 樹形はやや球形にまとまるが、それほど樹高が高くはならず、15m程度。また、葉が小さく枝も細いため繊細な印象。木漏れ日が多く、樹幹の下も比較的明るい。樹皮が鱗片状にはがれ、まだらな斑紋が残る。種子は冬の間、枝について残る。湿潤環境に強いので、水辺の景観づくりにも利用される。
用 途 公園樹、庭園樹、街路樹
管 理 ・ニレハムシ、ニレチュウレンジなど食葉性害虫に注意。
類似種と品種 類似種:ハルニレケヤキ
文 化 ・名の由来は、秋に花を咲かせるニレの意。
・材はケヤキより堅く、挽物細工、車輪に利用される。
メ モ ・本来の自生地は中部地方以西であり、関東のアキニレは植栽木。
・カブトムシ、クワガタムシがよく集まる。
・乾燥したやせ地にも自生する。
・葉は、落葉樹の中でも、長さ2.5~5cmと小さくて厚め。
事例写真 公園植栽木(神奈川県横浜市四季の森公園。2006/7)
街路樹(神奈川県横浜市。2010/10)
備 考  
参考文献

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