ボケ 木瓜

Chaenomeles lagenaria

花空間を盛り上げる名演出家 indexへもどる
全景
2005年4月 埼玉県川口市
川口市立グリーンセンター

2007年8月
東京都調布市
樹皮

2005年7月
東京都調布市
準備中
分 類
低木
区 分 落葉広葉樹
科属 バラ科ボケ属
別名と外国名 別名:カラボケ、トウボケ
自生地(原産地) 中国大陸中部
樹 高 1~2m
開花期と結実期

花:3~4月(春ボケ)、10~3月(寒ボケ)

特 性 日照は陽樹/生長は早い/萌芽力は強い/耐潮性はやや強い/耐寒性は強い/耐暑性は強い
植栽域 北海道南部~九州
美 性 花色は白、紅、淡紅、絞りなどがある。樹形は株立状で枝は交叉状に伸び、ところどころに刺があることに注意。
用 途 公園樹、庭園樹、生垣、生花、盆栽
管 理 ・枝が良く伸びるので、花後に剪定して樹形を整え、落葉期には枯れ枝や徒長枝を切り除くとよい。
・刈込が可能。

・病害:赤星病、根頭がんしゅ病、褐斑病など。
・虫害:アブラムシ、カイガラムシ、グンバイムシなど。
類似種と品種 類似種:クサボケ園芸品種
文 化

・果実はボケ酒に利用。
・「本草和名」に記載があり、平安時代に中国から渡来したとされる。
・明治時代以前はあまり使われなかったが、大正時代になり新潟県や埼玉県を中心に栽培されるようになり、昭和になると様々な品種も作出された。200を超える品種があるという。
・花言葉は『先駆者』『指導者』『平凡』『退屈』『熱情』『魅感的な恋』『妖精の輝き』など。

メ モ ・寒ボケと春ボケに分けられる。
・繁殖は挿木(9月上~10月下)。
・クサボケは日本の自生種。
事例写真

群植(福島県花見山。2003/4)
生垣(神代植物公園。2009/3/28)

備 考  
参考文献
PAGE TOPへもどる
indexへもどる
HOMEへもどる